昨日も書きましたように、なにやら ADSL(*1) なるものが大流行の兆しです。
郵政省が加入者推移を発表しています。
http://www.yusei.go.jp/whatsnew/dsl/dsl.gif
2次曲線的な登り方なので、まだまだ加入者は延びそうです。
------解説しよう(タイムボカン風)------
●DSL(Digital Subscriber Line)
巷では xDSL 又は DSL と呼ばれているもののサービスのうちの一つ。
(1)ADSL(Asymmetric)
(2)SDSL(Symmetric)
(3)HDSL(High-bit-rate)
(4)VDSL(Very-high-bit-rate)
いずれもメタルケーブルで高速通信を行う技術。ADSL HDSL が標準化されている。
このうち ADSL は、「電話回線と共用できる」や「通信有効距離が長い」等の
利点があり国内企業から注目された。
長期的に見ると光ケーブル通信実施までの「延命技術」と言われて久しいが
既存の電話線が使えるという資本面での利点が大きいこと等から、筆者個人としては
「長期延命技術」と考えている。
------------解説おわり------------
既存の電話線が使える。つまり、おうちの電話線が下のように繋がっている訳です。
おうち----電話局----インターネット
|
+-------お友達
電話局っていうのは「みかかさん」(某N社)が握っていて「交換機」なるものが
設置されています。電話をかけるときはこの交換機が送信者の信号を解析して
かけたいところへつなぐ訳なんですが、この「交換機」、お上のお達し(IT革命)
だかなんだかしりませんが「みんなに使わせろ」みたいなお達しが出たもんだから
みかかさんはもう慌てちゃって大変なわけです。だっていままで ISDN とかアナログモデムで通信費を稼いでいたのに
電話線がネットワークと同じになっちゃってそのうえ、ネットワークを使った
テレビ電話の可能性も出て来ちゃったもんだから ISDN で突っ走ってた彼らは
急遽 ADSL サービスに踏み切った訳です。
一方、ADSL サービスをかなり前から始めている「東京めたりっく通信」という
会社があってここは、みかかさんが始める前からもうサービスを開始してたようです。
彼ら(東めた)も ADSL を普及させたいし、それによって利益を得たいから
「交換機」や「回線工事」を巡って今でも見えないところでの争いが絶えません。
こういった競争は僕たちにとってはまぁプラスになるから良いのですけど
やっぱり参入障害みたいなのはあるみたいで僕の地域だと ADSL 接続企業は
まだ選べる状態ではありません。いまのところみかかさん系列だけ。
本当は「安くて速い」ところを選べるようになるのが一番ですけどね。
まぁまだまだ時間がかかりそうです。
僕は、この「みかかさん」と「めたりっくさん」に ADSL を仮申し込みしていて
「どっちが連絡くれるの早いかなぁ」
って感じで待ってたのですが先日、みかかさん方から電話がかかってきました。
み「 knob さんですか?」
僕「はい。」
み「ADSL の申し込まれましたよね?」
僕「はい。連絡早いですね。」
み「はい。対応遅いって怒られっぱなしなんで」
僕「プププププ....(苦笑)」
.....この間、注意事項、仕様確認(5分).....
僕「ところで、花粉症ですか?」
み「え?!」
僕「鼻づまりっぽい声がするんで」
み「じ、実はそうなんですよぉ。」
僕「花粉症はねぇ.......。」
.....この間、花粉症対策(3分).....
み「え、えーと工事日は 4/24 になりますので」
僕「もっと早くならないの?花粉症のこと教えてあげたんだからなんとかしてよ。」
み「こればっかりはなんとも......。」
僕「めたりっくさんに乗り換えますよ」
み「お宅はめたりっくさん使えないですよ」
僕「え?なんで?」
み「04xx-xx 地域はまだ交換機が対応してません」
...約5秒間の沈黙...(や、やばい。脅しがきかない)
僕「じゃぁ 4/24 でいいや」
み「ありがとうございます。」
っていう感じで来月から我が家もブロードバンドです。みかかさんだけど。
めたりっくさん、今後も頑張ってくださいね。
access bellow:
http://www.metallic.co.jp/
http://www.metallic.gr.jp/tmt/