皆様,ご機嫌いかがでしょうか。最近は夜になると虫が鳴いてたりして
気持ちいいですよね。本当に良い感じです。一方,ウイルスやら狂牛病やらテロ,
更には,この不況と,最近あまり良いことがないと思うのは私だけでしょうか。
まぁ,そんな中,良いこと「だろう」と思うことが最近ありまして
「ヤクルトが優勝した」
ということなんじゃないでしょうか。
あまり,僕野球のことは詳しくないのですけど一応小学生の頃は草野球を
やっていた時期がありまして,それこそ,王,長島,田淵,柴田,若松といった時代です。
まぁ,サラッとなめた程度なんですけどね。
日本では開幕戦以前に,評論家と呼ばれる人達がどこのチームが優勝するか
なんて感じで予想するのですが,今年,確かヤクルトは優勝の「ゆ」の字も
なかったような気がします。俗に言う,前評判が悪かったって奴でしょうか。
いざ開幕してみると,投手陣の怪我や移籍があったと聞きますし,
打線に関してもそんなに目立った選手はいなくて,その上優勝した訳ですから,正に
「人を活かした野球」
だったんじゃないかと思うわけです。まぁ人を活かせるか否かは
首脳陣の采配にかかってくるわけですけれどもいつも注目される巨人軍のそれ
とは,全く逆のような気がします。巨人軍が投手,打者を泡銭払ってどんどん
注ぎ込む中,ヤクルトは使える人材で精一杯やったというイメージが僕を感動
させるわけです。もはや巨人軍は,贅肉でパンパンに膨れ上がっているのに対し
ヤクルトは足りないところを補っていくような丁寧さというか知的な部分があって
「野球はチームで行う」っていうのを再確認させられた,そんな気分です。
監督の違いも両極端でして長島監督の華やかさに対し,若松監督はなんだか
「ヌメー」っとした感じで,この人何を考えているんだろうと思う時があります。
でも,おっしゃることは極めてまっとうでして「全てコーチに任している」
という言葉。これって結構すごいことだと思うんですよ。別に放任してる
わけじゃないんです。それぞれの分野の長から出てくる情報を信じている訳ですね。
ここで,バンドというものに共通項を見出していくとバンドも「チーム」
ですし,特に音を出しているときはお互い情報を出しまくっている訳で
それをうまくとりまとめる人がいないとまとまらないと思うのです。
一方,若松監督がいう「コーチに任している」という部分が,これまた
各パートに任せるという部分と一致するような気がしておりまして
こういった諸処のバランス感覚というのが酷似していると思うのであります。
GP というバンドは,意外と「重量打線」と言われてしまいますけど
各個人がまっとうに物事を行っているひたむきさがあります。
そのひたむきさが,任せるという行動を誘い,そしてバンドの音になるという
感じでしょうかね。だから,僕的には巨人軍というイメージはなく,極めて
ヤクルト的であると思っています。
# 言い過ぎですかね(笑)。
ところで,最近はヤクルトおばさんではなく,ヤクルトお姉さんが自宅に来ます。
そのお姉さん,乳が大きくて,先日聞いちゃいました。
「ヤクルト飲むとそんなに乳でかくなるんですか?」
「いいえ,牛乳です!」
おみそれいたしました(笑)。