おはようさんです。いやいや,26インチバスドラ,難しいですよ。マジで(笑)。
実は,昨夜スタジオに機材持ち込み。音出したんだけど,厳しいですわ。え?なんでかって?あのね....................
26インチのバスドラを何も考えずノーミュートで鳴らすと
「ドスン,ドスン」
じゃなくて
「ダァーン,ダァーン」
になっちゃう。しかもその「ダァーン,ダァーン」が踏み方により全然音がちがう。
1. 踏んだあと押し付ける方法。
2. 踏んだ後,すぐ離す方法。
今まで,knob は,バスドラを踏んだときに踏みっぱなしにしてたから折角ヘッドが波打ってせっかく低音を出してくれているのにそれを押さえつけて低音を殺してしまっていた訳。だから,踏んだ瞬間に離すという動きが絶対に必要だってこと。
「打ったら,すぐ離す。」
ってね。なんだか,パンチを繰り出すときみたい(笑)。
「そうすれば,相手が良く泣く.....。」
ってあんまり関係ないですか?(笑)
まぁ,でもイメージ的にはそんな感じ。これは,根底から奏法を変えることになりそうだから良い音を出す道はさらに長くなったと言えるでしょう。まぁでもね,これはどんなバスドラにも通用することだと思うのでやらなきゃいけないことだと思うんですよね。
あと,バスドラを踏む強さの話。随分昔に某ベーシストから言われていたんですわ。
「knob ちゃん,バスドラ強く踏みすぎているのとちゃうの?」
って.................。全くその通りでございました。拝啓,某ベーシスト様(笑)。強くバスドラを踏むという行為と,楽器を鳴らすという行為は無関係だってこと。今回結構力入れて踏んてみたんだけど,すぐ音がわれちゃいます。冒頭の
「ダァーン,ダァーン」
になります。要するに入力過多ということですね。一番大事な
「楽器を鳴らしきる」
というのを考えると,思いっきり踏むという行為は,無駄ですね。だって適当にストンと踏めば,
「ダァーン,ダァーン」が「ボーン,ボーン」
となり,低音が出てくるから。あぁ,「楽器を鳴らしきる」...。本当に大事なことですわ。
最後にチューニングの話。
普段スタジオで使うバスドラというのは毛布がぎゅーぎゅーに詰まってるからヘッドのテンションを変えてもそんなに変化がありませんけど,ノーミュートだと激変。ほんの少しチューニングを変えただけで,ウンコ楽器(失礼),先の「ダンダン音」になります。
端から聴いてると,本当に工事現場みたい(笑)。で,ためしに,結構テンション張り気味で挑みましたけど,これだと倍音がでちゃって全然だめ。しょうがないので脱いだシャツを
かぶせてミュートするんですけど,未だに「ダン,ダン」いってる。
んじゃぁ,ってことであり得ないくらい「ユルユル」に張ってみると,これが結構いけてたりする。でも,バスドラって通常のタムとは違い,打面の裏側で音のよしあしを判断する楽器だから実際どんな音が出ているのかわからない。良いかどうかもよくわからない。
更に PA 通したらどんな音になるのかもよく判らない。knob,何も判りません(泣)。
一番の近道は,毛布詰めれば良いのだけど,やっぱり自分の出したい音に近づけなきゃいけないと思うし,それだとかなり低いレベルで妥協しちゃってるのでもうちょっと頑張ります。まぁ,かなりユルユルに張って,「適度な」ミュートすることになりそうですけど。
総括すると,26インチバスドラ(ノーミュート),かなり神経質な楽器ですわ(笑)。でも,この楽器をボンゾ,コージー師匠は扱っていたんですね。
燃えてきたぞぉ。(メラメラ........シュ〜)←消えてどうする(笑)。
まぁ,最悪,ニップレス張りまくってみますが,何か?(笑)。