それでもって,前回お話した,
# OS をインストールしてしまった区画を自由に拡大・縮小できるソフト
を探していたんですが,機能・価格面でどれも一長一短といったところ。
価格は,3K〜10K位ですが,そもそも数回しか使わないこの手のソフトに
お金を払うのが納得いかないという最低の貧乏性 knob (笑)。
さて,この手で一番有名なのが,Partition Magic というソフトウエア。
「ディスク・パーティションの作成、サイズ変更、コピー、
結合といったハードディスク・ドライブの管理が簡単にできます。」
というが,やはり値段が......。
他にも製品はありましたが,機能面でいうと,この Partition Magic に敵う
製品はあまりなさそうでした。
で,ここからお決まりですが,Linux 方面で探してみると,なにやら面白い HP が(笑)。
Toru Shiono さん 〜Partboot for USB floppy drives (Partboot-usb)〜
早速覗かせていただくと,NTFS Tools and library というものがあり Windows の
ファイルシステム 「NTFS」をゴニョゴニョできるツールの模様。
コマンド名も,ntfsprogs, ntfsresize なんてのがあるので,期待感・大。
更に更に ntfsprogs は,コマンドラインのプログラムだけど,QTParted という
フロントエンドは,こいつを使いやすくするソフトウエアみたい。
KDE という Linux 用ウインドウマネージャで使える。
更に(笑)調べていくと,KNOPPIX という Linux のディストリビューションを見つける。
イメージを CD に焼くと,CD からブートでき,Linux も立ち上がる優れもの。
なんと,この中に,QTParted がデフォルトで入っている。
ってことで,KNOPPIX の CD で Linux を立ち上げて,この QTParted が使えないかと。。。
結果:
QTParted によるパーティション操作は,上手くいきました。
KNOPPIX が入った CD で Linux を立ち上げ,HDD を操作できます。
(1) ISO イメージのダウンロード( 650MB 以上あり )
(2) CD 焼き
700MB のデータ用 CD-R を用意しましょう。
(3) ブート
プロンプトで,knoppix26 か knoppix 。
(3) QTParted でお好みのパーティション操作。
(4) 再起動( CD を忘れずに抜く )。
(5) Windows 起動時,2度程再起動を求められました。
1回目:scandisk が問答無用で立ち上がります。終了後リブート。
2回目:「新しいデバイスが認識されました。再起動します。」これも問答無用。
(6) HDD のデータが,微妙に散らかってるので,デフラグかけてください。
会社と自宅,両方の PC をいじり倒しましたが,特に問題起きてません。
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●QTParted について
パーティションの「結合」は出来ないみたいだけど,拡大・縮小は思いのままです。
新しいパーティションも作れ,フォーマットも出来ます。ブートフラグも可。
これで,市販のソフトは買わずに済んだんだけど,本来パーティションの操作なんて
OS の仕事ではないの? (違?)ってことで。。。。。。
パソコンのパーティションの操作には,QTParted on KNOPPIX をお奨めします。
但し,自己責任でおながいします。
追記:
KNOPPIX 好きになりました。フォント廻りいじったら,Win 超えるかも?
またまた長い旅が始まるのか!?(笑)