享年69才。電話がきてた。会議で出れなかった。
こんな近くにいたのに、親孝行を全然できなかった。情けない。
お店がパン屋だった。 お店の合間をぬって母とキャッチボールをした。
高専生だったので、朝が早かった。なのに毎日弁当つくった。
どうせうかってないだろうと 思いつつ、母にみにいかせた。
教室まで入ってきた。うかったーだって。
バイクで事故った。 おまえなんか死ねといいながら毎日看病してくれた。
直向きなあなたが、素晴らしい 女性だったことに、 今さらきづいた俺。
絶対泣かないと思ってた。でも何も考えてないのに涙だけ勝手に出てくる。
愛してた人が亡くなるのがこんなにつらいなんて思わなかった。
がんばってみせる。見ててね。お疲れさまでした。